Create technologies for interrogating human biology

生命医科学は、より正確に、より多くの生命データを得るべく進化する計測技術と共に進展してきました。遺伝子やタンパク質といった分子を計測するオミクス解析技術、壊さずに構造や応答を測る光や音響イメージング、近年では分子の構造まで迫るクライオEM顕微技術など、枚挙に遑がありません。また一方では、フローサイトメトリーやキャピラリー技術などの流体技術のプラットホーム活用、機能的なバイオマテリアルの活用、生物物理的な理解、そして近年ではデータや情報科学の活用と、多岐に渡る知識や技術の組み合わせで、複雑な生命システムから角度を変えて価値ある情報を抽出しようとする試みが為されてきました。 私たちLSBMでは、この歴史に学び、未来を作るべく、世界最高スペックの計測技術を作ることに止まらずに、生命計測データの真価を引き出す新しい計測のフレームワークを創出することで、細胞・組織・生体の理解と利用を開拓します。ハードウェア単体の考えだけでなく、階層や解像度やモダリティを変えて組み合わせたり、情報の視点から角度を生み出すことが重要です。このゴールを目指し、技術者達が生命医科学者と密に連携しつつ、日々切磋琢磨しながら研究開発を進めています。

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