安藝翔特任助教が入澤宏・彩記念若手研究奨励賞を受賞しました

ニュートリオミクス・腫瘍学分野(大澤研究室)の安藝翔特任助教が日本生理学会の第12回入澤宏・彩記念若手研究奨励賞(入澤記念若手賞)を受賞しました。入澤宏・彩記念若手研究奨励賞は心臓・循環およびイオンチャネル・トランスポーターに関連する領域で独創的・萌芽的な基礎研究を行っている日本生理学会員である若手研究者に贈られます。

 

【受賞した研究について】
本研究は、世界最先端レベルのオルガネライメージング法を駆使し、ミトコンドリアダイナミクスを制御する機構を解明するものであり、これを端緒に、今後、ゴルジ体、ER、リソソーム、中心体、核など、従来の細胞生理学解析では捉えることの出来なかった解像度で、代謝物で制御されるオルガネラコミュニケーションを明らかにし、オルガネラレベルの解析から生命現象を解き明かす事が期待される。

 

【受賞のコメント】
本研究課題は、申請者がこれまで一貫して行ってきたイノシトールリン脂質代謝酵素の生理機能研究を、「先端研」という素晴らしい環境の下、更に発展させたプロジェクトです。これまでご指導・ご助言下さいました先生方、そして大澤研のラボメンバーに深く感謝申し上げます。

 

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原文URL

https://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/news/report/page_01350.html