東京大学駒場リサーチ(駒場Ⅱ)キャンパスは、駒場公園や日本近代文学館、日本民藝館にも近い、緑豊かなこぢんまりとしたキャンパスで、先端科学技術研究センター、生産技術研究所、駒場オープンラボなどの研究機関が立ち並んでいます。
キャンパス公開は、これら研究所で行われている研究を広くご紹介するために開催されている年一度の恒例行事で、普段は立ち入ることの出来ない研究室内部の見学や、世界トップクラスの研究者たちによる最新の研究成果などに触れられる貴重な機会となっています。
システム生物医学研究室群(LSBM)では、講演会やポスター展示を行いますので、ぜひ足をお運びください。
東大駒場リサーチキャンパス公開2019 は終了しました。ご来場いただき ありがとうございました。
講演会
タイトル:生命科学講演会「生命科学小史と未来史〜この四半世紀に何があり、次の四半世紀に何をみるか〜」
日時:2019(令和元)年5月31日(金)14:00~17:00
場所:先端研3号館南棟1階 ENEOSホール
プログラム:
「計測、計算、外注化してきた生命科学」 児玉 龍彦(東京大学名誉教授)
「ゲノム情報と生命科学」 油谷 浩幸(ゲノムサイエンス分野 教授)
「イメージング技術の限界の向こう側」 太田 禎生(ロボティック生命光学分野 准教授)
「生活習慣病研究の進展」 酒井 寿郎(代謝医学分野 教授、東北大学医学部 教授)
「データサイエンス基盤の活用したゲノム解析」 上田 宏生(生命データサイエンス分野 講師)
「がん代謝研究から未来へ」 大澤 毅(ニュートリオミクス・腫瘍学分野 特任准教授)
「免疫学の進展 四半世紀を振り返って」 谷口 維紹(東京大学名誉教授)
「DNAレコーディング生物学」 谷内江 望(合成生物学分野 准教授)
また、講演会に先立ち大学院生向け見学会も併催します(申込み制)。
研究公開
- ゲノムサイエンス(油谷研究室) :「ゲノム科学と医療」
- 代謝医学(酒井研究室) :「メタボリックシンドローム ―記憶される生活習慣の科学―」
- ニュートリオミクス・腫瘍学(大澤研究室) :「ニュートリオミクスから迫るがんの病態解明と治療法の開発」
- 生命データサイエンス(上田研究室) :「データサイエンスのテクノロジーで生命現象を読み解く」
- 合成生物学(谷内江研究室) :「生命現象を探求するための合成生物学」 [4号館1階メインエレベータホール]
- ロボティック生命光学(太田研究室) :「人知を超えて人知に資する融合生命計測システム」 [4号館1階 117室]