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2007.3.27

ラット胎児におけるLXRαの発現解析

 LXRは,オキシステロールをリガンドとする核内受容体で脂質恒常性維持に重要な役割を有しています.今回,私どもは新潟大学の内藤先生との共同研究により,ラット胎児組織におけるLXRαの発現を免疫組織学的に検討致しました.
 胎生期の肝臓では,LXRα陽性マクロファージが胎生12日から認められ18日にピークに達した.一方,肝実質細胞でのLXRαの発現は胎生後期から認められ,肝機能の発達と関連していると考えられた.また,脾臓と胸腺のマクロファージもLXRαを発現することに加え,胎児循環中の原始/胎児マクロファージに互換性を持つ血管内腔の若干の単核細胞がLXRαを発現していたIn vitroにおいてラット単球はLXRαを発現しなかったが,M-CSF存在下で培養した単球由来マクロファージにおいて核小体にLXRαが強発現した.
 これらの所見より,LXRαが胎児マクロファージ(特にラット発達時の肝性マクロファージ)の分化に役割を有していることが示唆されます.

Sakamoto A, Kawasaki T, Kazawa T, Ohashi R, Jiang S, Maejima T, Tanaka T, Iwanari H, Hamakubo T, Sakai J, Kodama T, Naito M.
Expression of Liver X Receptor a in Rat Fetal Tissues at Different Developmental Stages.
J Histochem Cytochem. 2007 Mar 6; [Epub ahead of print]
PMID: 17341476 [PubMed - as supplied by publisher]
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