DATABASE NEWS LSBMについて 分野紹介 求人情報 大学院 セミナー アクセス サイトマップ
NEWS
■ニュースリストに戻る

2007.2.19

小脳形成における核内受容体発現プロファイル

 LSBMではバキュロウィルス発現系を用いて全てのヒト核内受容体に対するモノクローナル抗体を作製しております.今回,ベイラー医科大のTsai教授との共同研究から小脳形成における核内受容体の発現プロファイルを報告致しました.
 小脳は細密なモータ制御運動と体姿勢にとって必要不可欠です.そして,小脳は比較的単純な細胞構造と形成プログラムを有していることから,神経形成の有用なモデルとして用いられております.今回,小脳形成と維持における核内受容体の機能を明らかにするため,18種類の核内受容体の発現プロフィールについて免疫組織学的検討を行いました.その結果,10種の核内受容体が,生後21日目の小脳で発現しておりました.それらの中で,5種(COUP-TFI, COUP-TFII, RORa, ERbとERRg)は,検討したすべてのステージ(胎生期、P0,生後P7およびP21)で発現していました.興味深いことに,COUP-TFIとCOUP-TFIIとは小脳形成時において,排他的な発現パターンを示しました.このことから,核内受容体の発現変動が小脳形成において重要な割を有していることが示唆されました.

Jun Qin, Jae Mi Suh, Bum-Jun Kim, Cheng-Tai Yu, Toshiya Tanaka, Tatsuhiko Kodama, Ming-Jer Tsai and Sophia Y. Tsai.
The expression pattern of nuclear receptors during cerebellar development.
Dev Dyn. 2007 Jan 4; [Epub ahead of print]

PubMed

Journal Web site