高親和性抗体産生ハイブリドーマの効率的なスクリーニング方法
モノクローナル抗体産生細胞であるハイブリドーマを、その抗体の親和性でスクリーニングするのは通常困難とされています。
今回、私達は東大先端研 宮野研究室と共同して抗原抗体反応の平衡式を用いたモデル計算からハイブリドーマを親和性で選択できる新規スクリーニング方法を導き出し、その理論的方法から実際のスクリーニングアッセイへの適応には高感度で広いダイナミックレンジを持つ時間分解蛍光アッセイ(TRF)を用いることが適当であることを示しました。
そこで本法(SR−TRF法)を癌血清マーカータンパクであるαフェトプロテイン(AFP)抗体産生ハイブリドーマのスクリーニングに用いたところ、KD=10−9Mという高い親和性を有するハイブリドーマの効率的なスクリーニングに成功し、それらの高親和性抗体はAFPの高感度検出が可能な性能を有していることが示されました。
以上のことから本法が診断・治療に使用可能な高親和性モノクローナル抗体の効率的な取得が可能であることが考えられました。
Daigo K, Sugita S, Mochizuki Y, Iwanari H, Hiraishi K, Miyano K, Kodama T, Hamakubo T.
A simple hybridoma screening method for high-affinity monoclonal antibodies using the signal ratio obtained from time-resolved fluorescence assay.
Anal Biochem. 2006 Jan 17;
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PubMed
宮野研究室 Website
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