脂肪、筋肉における胆汁酸の効果の共同研究をNatureに発表
パスツール大学と共同研究で胆汁酸が脂肪組織、筋肉で甲状腺ホルモンを活性化し、エネルギーを燃焼させ生活習慣病を改善することをNatureに発表
フランスのパスツール大の渡辺博士、又木博士、Auwerx教授らと共同でLSBMは、nature誌に胆汁酸の生活習慣病改善作用を報告した。胆汁酸は脂肪摂取過多における肥満や血糖上昇を抑制する。このメカニズムをマウスの褐色脂肪組織のトランスクリプトーム解析から、甲状腺ホルモンの活性化を司る酵素D2の誘導であることが明らかとなった。
胆汁酸はマウスでは褐色脂肪細胞の、ヒト細胞では筋肉の甲状腺ホルモンを活性化し、エネルギー消費を増加させ、生活習慣病の予防効果をもたらしていると考えられる。この作用には新規のG蛋白質共役型受容体であるTSG5も関与している。
胆汁酸は食後に分泌されるため、胆汁酸アナログの投与で細胞が食事の後と同じ状態を認識している可能性があり、新規の生活習慣病治療法のアイデアを与える研究として注目される。栄養研究所の江崎部長らも共同研究者である。
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