児玉 龍彦

PROFILE

1977年3月 東京大学医学部医学科卒業
1977年4月 東大病院内科 医師
1979年5月 東京都立駒込病院 医師
1985年4月 マサチューセッツ工科大学生物学 研究員
1989年10月 東京大学医学部 助手
1996年4月 東京大学先端科学技術研究センター 教授
2002年4月 東京大学先端科学技術研究センター 特任教授
2004年4月 東京大学先端科学技術研究センター 基金教授(~2018年3月)
2018年6月 東京大学 名誉教授

FIELD OF INTEREST

がんや生活習慣病の薬を設計する新しい技術を開発しています。ヒトゲノム解読のあと、健康と病気をコントロールしている標的タンパク質がわかってきました。我々は、細胞表面の「膜」のタンパク質と、遺伝子制御にかかわる「核内」の標的タンパク質を発現して、結晶化し、スーパーコンピューターを使ってダイナミックな計算から薬を設計しています。特に、ゲノムが修飾されて「記憶」を作っているエピゲノムという仕組みがわかってきました。このエピゲノムにかかわるヒストンを修飾する酵素と、その修飾をよむリーダータンパク質の相互作用に関わる薬の開発を作っています。